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6月13日 |
![]() ![]() 左側がプラスチックケースで右側がペットボトルですが、どちらも外から見える所に部屋のようなものが出来ています。 やっと蛹になる準備を始めたわけですが、さすがにボトルの方は良く観察できます。 実はボトルの方では、1週間位前から作っていて、その写真を撮ろうと明るくすると驚いて場所を移動してしまうのでした。 何度かそうだったので、完全に作るまでそっとしていて、やっと確認が出来たのです。 幼虫に結構迷惑をかけてしまいましたが、蛹になってから敵に遭遇したら無防備なので、かなり神経質になるのかも知しれません。 それにしても、身体が少し黄色みがかってしわがよったようになり、あまり動かない様です。 もうすぐ蛹になるのかも知れません。 |
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6月20日 |
![]() ![]() 最初に蛹になったのはプラスチックケースの幼虫で6月18日でした(左)。 見える部分が小さくて見にくいのですが、良く見るとツノが有るのが判ります。 続いてボトルの幼虫が6月20日に蛹になりました(右)。 こちらは外から結構観察出来るのですがツノは無いようです。 蛹になってからも結構動くようで、写真を撮った後などは、必ずと言っていいほど向きを変えています。 少し驚かしてしまった時など、突然激しく跳ねだして、こちらがびっくりしてしまいました。 続いて残りの幼虫達も続々と蛹になっていきました。 そういえば今の所オス、メスが確認できる範囲では、オスは深い所(ケースの底に着くよう)に蛹室を作っており、メスは比較的浅い所を選んだようです。 |
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6月27日(蛹化7日目) |
![]() 現在は全ての幼虫が蛹になっています。 ペットボトルの幼虫もご覧のように元気です。 しかし少しおとなしくなって、撮影時にもあまり動かずにじっとしています。 きっと今はじっと我慢の子で、少しずつ成虫の身体を作っているのでしょうね。 身体の色は、以前より少し赤っぽさが抜けてきたような感じがします。 |
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7月4日(蛹化14日目) |
![]() ![]() 左側は蛹化13日目ですが、前週と比べて確かに全体的に黒くなっています。 右側が14日目なのですが、向きを変えて腹側を見せていますが、背中側よりもっと黒くなっているようです。 蛹の位置が悪くて良く見えません(・・すみません、いいわけです・・・)が、色だけは黒いのが確認できます。 既に2週間経っていますので、成虫になる日も段々近ずいているのでしょうね。 ところで親戚の子供たちの所へ行った幼虫達ですが、カブトムシになった出てきたという報告が来ています。 良かった!良かった! |
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7月9日(蛹化18日目) |
![]() ![]() もう完全にこげ茶色の羽も出来ていて立派なかぶと虫ですが、まだ蛹室の中でじっとしています。 あまり良く見えないのですが、2日後にはプラケースの別の蛹も羽化したようです(右)。 このまま次々と羽化して、出来れば早く出てきて顔を見せて欲しいものです。 ところが残念なことに、観察用の蛹がどうも病気か、虫かにやられてしまった様子です。 身体に白い粒々状のものが出来て動かなくなり、周りには小さな虫がたかっていて、どうも死んでしまったようです。 きっと環境もあまり良くなかったし、私の世話も悪かったかもしれません、かわいそうなことをしました。 後は他のもの達が、みんな無事に出てきてくれることを祈るしかありません。 |
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7月15日 |
![]() やりました、やっと顔を見せてくれました。 昨年の夏に小さな卵として生まれたものが、幼虫になって大きく育ち、やがて蛹となって静かに眠っていたのが、こうして元気で立派なオスのかぶと虫になりました。 生まれたてのせいか、身体全体がピカピカ光っているように思えます。 良く見ると土の上に、角の形をした抜け殻のようなものが有りましたが、最後に脱いだ殻でしょうか。 |
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![]() 翌日になったらなんと、もう1っ匹オスが出てきました。これで2匹目ですがどちらも元気です。 このあとも残りの3匹が、元気に出てきてくれることでしょう。 |
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7月22日 |
![]() 今日で全ての成虫が姿を見せてくれましたが、結局5匹中、オスが4匹でメスが1匹でした。 昨年の夏からずっと世話をしてきて、こうして成虫になってみると、感慨もひとしおです。 今思うと死んでしまったあの1っ匹のメスが、本当に残念です。 ところであちこちの親戚の子供たちからも、無事に出てきたよって報告が有りホットしています。 これからも一生懸命に世話をしてくれることでしょう。 |
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![]() ところで最後に残った土の中から、残された蛹室を見つけ出しました。 もう土に埋まってしまっていましたが、部屋は固くなっているので、筆でそっとなぞってみると、ごみが落ちて部屋が現れました。 部屋の底には、良く見ると抜け殻のようなものが詰まっています。 本当にこの中で、20日程も過ごしていたのかと思うと、何か不思議な気がします。 とにかくこれで、幼虫の記録は最後です。最後の回は掲載が随分遅れて済みませんでした。 |
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